南紀白浜・千畳敷の夕暮れ
はじめに:一山一会。
50代、私と山と、信頼できる道具たちのこと
山登りとは無縁だと思っていた私が、今こうして山に登っている。
きっかけは、大分旅行中にふと歩いた山の景色が、あまりに清々しかったこと。帰宅してすぐ地元の低山へ向かいました。当時はもちろん、特別な装備なんて持っていません。ただ、山を歩いた後の食事があまりに美味しくて。山頂で食べる食事、下山して食べる食事も最高のご馳走と心から感じ、私の「山旅」は始まりました。
人に迷惑をかけたくないという想いから、登山の始まりは「ソロ登山」。人の少ない低山では山道がわかりにくく、ヒヤリとした経験もあります。登山は楽しいけれど、命と向き合うシビアな一面もある。そんな現実を少しずつ受け入れながら、一つひとつ山を越え、気がつけば、60座の山を歩いてきました。
登山を始めてまもなく、乳がんの手術を経験しました。「土を触らないこと」「虫に刺されないこと」「激しい運動は控えること」。山に戻れないかもしれない。それでも、できないことが増えていく自分にはなりたくなかった。術後2ヶ月。私は再び山を目指しました。


自分の体と向き合い、長く歩き続けるために選んだのは「軽さ」と「機能性」。そして何より、「信頼できるかどうか」。山道具は命に直結します。だからこそ、「絶対に信頼できるもの」だけを選ぶようになりました。
このブログでは、信頼を寄せる道具たちを、162.5cmの私がサイズ感や使用感を含め、正直にレビューします。
もし、あなたが道具選びで迷っていたり、山を始める一歩を踏み出せずにいるのなら、ひとつのヒントになるかもしれません。私の失敗や経験が、誰かの「困った」を解消し、より自由な山旅を叶えるきっかけになれば嬉しいです。

50代、信頼できる相棒と共に。
これからも、一山一会を大切に歩んでいこうと思います。