【レビュー】
holo オーブLX-PAC。
軽さと機能性が、私の登山の形を
変えてくれた。


荷物が軽いと、景色の見え方が変わる。 足元の一歩に集中する時間も大切ですが、荷物が軽い日は、風景をそのまま心で受け取れる余裕が生まれる気がします。holo オーブLX-PACを手にしてから、そんなことを強く思うようになりました。

ギアを軽量化する、ということ

登山を始めて間もなく、乳がんの手術を経験。術後は腕の痺れやひきつりがあり、ギアを軽量化するようになりました。それでも山を歩き続けたくて、道具と真剣に向き合うようになりました。

「なるべく無駄なものは持ちたくない。けれど、安全に関わるザックは妥協できない」 そんな思いで、軽量かつ身体に負担の少ないものを探し求めて出会ったのが、このザックです。 強くて、軽い。そして、何より見た目が可愛い♡ 私にとって、これ以上ない選択でした。

驚きの軽さと、想像以上のタフさ

holo オーブLX-PAC

まず手にして驚いたのは、約520gというその軽さです。 素材には「X-PAC VX21」が使用されており、軽量ながら摩擦や引き裂きに強く、とても丈夫。最大容量は35Lですが、ロールトップ式なので荷物の量に合わせて柔軟にサイズを変えられます。

底の摩擦が大丈夫か、気になるところでしたが、ポリカーボネートコーティングが施されているので、購入時と変わらないままの状態を保てています。

ミステリーランチのクーリー30を愛用していたため、「一気室のバックパックはパッキングが難しいのでは?」という不安もありました。しかし、この生地はハリがあって空の状態でも自立するため、荷物の整理が驚くほどスムーズです。

holo オーブLX-PACholo オーブLX-PAC

ザック内にはポケットがあり、登山の時は貴重品や重たい物を入れています。愛用のMacBook Air M4 (13.6インチ)を入れてみました。シンデレラフィット˚✧₊です。

holo オーブLX-PAC 背面パッド

背面版はなく、柔らかい背面パットを挿入するようになっています。

頼れる防水性と、快適な使い心地

防水性に優れている点も大きな魅力です。私はザックカバーを持たず、雨予報の日は中に大きなビニール袋を入れて防水対策をしていますが、一度雨に降られた際も中の荷物は一切濡れていませんでした。

holo オーブLX-PAC 背面メッシュ

また、汗かきの私にとって、背面のメッシュ素材は嬉しいポイント。炎天下ではさすがに汗で濡れますが、乾きが早いので不快感が少なく、気に入っています。

実際の背負い心地とレイアウト

holo オーブLX-PAC ウエストベルト

ウエストベルトは軽量化のために細めの設計ですが、重心が上方にくる絶妙なバランスのおかげで、背負い心地はとても安定しています。

holo オーブLX-PAC ポケット
  • フロントポケット: 大きく、すぐに出したいものを収納するのに便利です。
  • サイドポケット: 500mlのペットボトルが2本余裕で入ります。
  • コンプレッションベルト: 荷物の揺れを抑え、常に最適な形をキープできます。

正直に伝えたい「気になるところ」

1年以上使い込んでみて、いくつか気付いた点もあります。 ウエストベルトが細いため、荷重を腰で分散させる力は弱めです。荷物が重い状態で長時間の山行になると、少し肩に疲れを感じるかもしれません。また、ショルダーにボトルホルダーなどを追加すると肩への負担が増すため、私はボトルをサイドのメッシュポケットに入れるスタイルに落ち着きました。

holo オーブLX-PAC 背面メッシュのつれ

それと、背面のメッシュが少し弱いかなと思うところがあり、「つれ」が発生している箇所があります。

お手入れ: 汚れたら水拭きをし、背面やショルダーには消臭スプレーを。明るい色ですが、1年以上使っても目立つ汚れや破損はなく、耐久性は文句なしです。
長時間の直射日光は色褪せや劣化の原因になります。風通しのよい、直接日の当たらない場所で保管しています。

holo バナナサコッシュX-PAC

holo バナナサコッシュX-PAC

ザックとお揃いのサコッシュです。85gという超軽量で、角度が変えられるショルダー。斜めがけやウエストポーチにもなります。山で街でシーンを選ばず、愛用しています。

最後に:山でも街でも、私を軽くしてくれる存在

holo オーブLX-PAC

今では低山や短時間の山行だけでなく、旅行や街歩きでも欠かせない存在になりました。スタイリッシュなデザインは街の風景にも自然に馴染みます。 このザックに変えてから、体はもちろん、山に向かう心まで軽くなった気がします。