【レビュー】
パーゴワークス スナップと
マムートのボトルホルダー
ザックを下ろさない、
私のストレスフリー山行スタイル
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毎回私と山行を共にする相棒は、パーゴワークスの「スナップ」です。ザックのショルダーに取り付けるポシェットで、山行中にすぐ取り出したいものを入れています。そしてもう一つ、マムートの「リチウム アドオン ボトルホルダー」も愛用しています。
登山中、水分補給や小物の出し入れのたびに毎回ザックをおろしたり、背後のポケットに無理に手を伸ばしたりするのは、意外と面倒でストレスが溜まるものです。そのストレスを少しでも減らし、目の前の美しい景色に集中するために、これらは私にとって本当になくてはならないギアです。中岳・由布岳・平治岳——最近の山行は、いつもこの相棒たちと一緒でした。今回は、この二つの相棒をメインにご紹介していきます。
抜群の収納力と
落下防止の工夫が光る
パーゴワークス「スナップ」

本当に使いやすくてお気に入りのギアで、これは自信を持っておすすめできる、後悔しない逸品です!
コンパクトなのに
大容量な収納設計

小物はもちろん、500mlのペットボトルまで入ります。内部には長さの異なるポケットが5つと、キーなどを掛けられるフックを装備。コンパクトでありながら大容量で、細々とした小物を小分けして入れる時にとても役に立ちます。
外側にはストレッチメッシュポケットを備えており、伸縮性があるため、体が傾いても中の物が落ちにくくなっています。私は山での写真撮影が大好きなので、すぐにスマホを取り出せるよう、いつもこのメッシュポケットに入れています。本体部分にはモバイルバッテリーを忍ばせ、充電しながら写真を撮るのが私のスタイルです。あまり重くなれば肩に負担がかかってくるため、他に入れるのは常備薬や鍵をつけるくらいに留めています。
登山者の安心に寄り添う
「独自のストッパー」

ジッパーは下部までガバッと開く構造にはなっていますが、独自のストッパーがついていて、山行時には途中でジッパーが止まるようになっています。写真では少し分かりにくいですが、3cmほどの硬めの生地がついており、これが物の落下をしっかりと防いでくれるのです。

ショルダーへの取り付けもとても簡単です。裏面にある大型のマジックテープ付きフラップを使い、ショルダーハーネスを挟み込むようにして面ファスナーで固定する形です。
ちなみにスナップには、通常版(右利き用)と、左右反転の「レフティ」の2種類があります。右利き用を左のショルダーに付けて、右手でサッと出し入れする設計です。私が使っているのは通常版。利き手に合わせて選べるのは嬉しいポイントです。
私のスナップは旧型ですが、現行モデルにはチェストストラップを挟み込んで固定するパーツが追加されており、ポーチが上下にさらにズレにくくなっているそうです。旧型のままでも不便を感じたことは一度もありませんが、これから購入される方は、より使いやすく進化した現行モデルが手に入ります。

ほかにも、ファスナーには持ちやすいリング状の大型タブが使われていたり、大きめのアルミフックがしっかりとした作りで着脱しやすかったりと、細部まで抜かりありません。
100均コードとの組み合わせで
生まれる「圧倒的な安心感」


スマホは、100均で購入したコイルコードでポーチと常につないでいます。このコードの良さは、なんといっても「伸びる」こと。普段はくるくると短く縮んでいて邪魔にならないのに、写真を撮りたいときはビヨーンと伸びて、つないだまま自由にシャッターが切れます。充電コードも長めのものにしておけば、ポーチの中のバッテリーから充電しながらの撮影も可能です。

スマホ側は、ケースに挟むタイプの透明なストラップシート(これも100均です)にコードを付けています。スマホ本体とケースの間に挟むだけなので、スマホに穴やストラップホールがなくても大丈夫です。
裏技とも言えるこのコードのおかげで、万一手が滑ってもスマホは宙にぶら下がるだけ。地面に落とすことがありません。岩場や崖の近くで「ここで落としたら終わりだな……」とヒヤヒヤしながらカメラを構えることがなくなり、山の写真がもっと気軽になりました。
水分補給をストレスフリーに
マムート「リチウム アドオン
ボトルホルダー」

このホルダーを使用していなかったときは、ザックのサイドポケットから手を伸ばしてボトルを取り出し、また戻すという動作をしていました。しかし、戻す時はザックを背負ったままだと手元が見えないため、うまく収まらず少しストレスに感じていました。
ボトルを包み込む
固定の仕組みと使用感

ザックへの装着はとても簡単です。裏面に2本のベルクロが付いていて、ショルダーハーネスに巻き付けるだけ。ただ、私の場合はそれだけだと少し不安定に感じたので、上部のループにカラビナを通して、ザックに留めています。この一手間で、歩いていてもぐらつかず安心です。

現在は、右側のショルダーに取り付けて使用しています。メーカー仕様では1Lサイズまで使用可能とのことですが、試しに1Lペットボトルよりも直径が大きい「サーモス 山専用ステンレスボトル750ml」を入れてみました。結果、問題なく使えそうでしたが、私は肩への負担を考慮して、普段は500〜600mlのペットボトルを使用することが多いです。山専ボトルを持って行く日は、ホルダーではなくザックの背面ポケットに入れています。

このホルダーの良さは、優れた調整機能にあります。内側のマジックテープの身ごろでボトルを包み込むようにし、サイドに付いた調整バンドでしっかりと固定する形です。表地はリサイクルナイロン製、裏地はリサイクルポリエステル製となっており、軽量でありながら非常に丈夫な作りです。
気になる点と、
上手な付き合い方
ホルダー自体はとても気に入っていますが、正直に言って少し気になるところもあります。それは、ボトルのサイズが変わるたびに、毎回調整をし直さなければならない点です。生地自体に伸縮性はないので、サイズが違うと全く合わなくなってしまいます。
サイドのバンドをいちいち調整するのが面倒なとき・急いでいるときは、マジックテープだけで留めて、上部についている固定用のコードをキュッと締めれば、それほど気になりません。
もう一点は、底の部分が平たいベルトのような生地一枚でできているため、少し安定感に欠けることです。以前、きちんと調整できていなかったようで、底の隙間からボトルが落下してしまったことがありました。そのため、私はいつも同じくらいの大きさのボトルを選ぶようにしています。
私の山行を支える安心の電源
Anker Power Bank
(10000mAh・22.5W)

モバイルバッテリーはたくさんの種類があるので、どれを選べばいいか本当に迷うところですが、やっぱり信頼できるメーカーのものは安心感が違います。「10000mAh」と謳っていても、実際の容量は……という製品も世の中にはありますが、これは私のAndroidスマホで、しっかり2回はフル充電できました。
重量は200gで、超軽量とまではいきませんが、充電ケーブル自体が持ち運び用のストラップになるデザイン。そのため「ケーブルを忘れて充電できない」といううっかりミスを防ぐことができます。価格もお手頃で、総合的に見て本当に購入してよかったと思えるアイテムです。

ちなみに、付属のストラップケーブルは少し短いので、私は「ANKER 322 高耐久ナイロン C&C ケーブル 0.9m」を組み合わせて使用しています。
このギアたちは、
こんな人におすすめです
- ソロで山に登る人(一人だと、ザックを下ろして休憩するきっかけを自分で作りにくいんですよね)
- 歩くリズムを崩したくない人(立ち止まらずに、歩きながら水分補給も小物の出し入れもスムーズにできます)
- 山で写真をたくさん撮る人(スマホ落下の心配から完全に解放されます)
- こまめな水分補給を心がけたい人(夏山の熱中症対策にも最適。手が届く場所に水があるだけで、自然と飲む回数が増えます)
おわりに:一歩一歩の足音を、
もっと軽やかに

山を歩くとき、私たちの心は常に、移り変わる一瞬の美しさを探しています。 流れる雲、遠くの稜線、足元に咲く小さな高山植物。
そんな奇跡のような景色に心を通わせているとき、重い荷物や、ちょっとした不便さで現実に引き戻されるのは、少しもったいない気がするのです。
ザックを下ろす手間に足を止めず、スマホを落とす怖さに怯えもせず、ただ風の音と自分の呼吸に耳を澄ませる。
道具が体の一部のように馴染むとき、山歩きはもっと自由で、もっと豊かになる。 次の山行でも、私の視線をあの美しい山頂へと真っ直ぐに導いてくれるはずです。
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